U 21欧州選手権2021 ドイツの守備戦術と各選手の感想とメモ

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 日本ではU21欧州選手権そこまで注目されてはいないですけど、期待の若手が将来どのように飛躍していくだろうと考えるとやっぱ面白いっす。今大会優勝したドイツはチームとしての完成度が非常に高かった。

旨さだけなら決勝で負けたポルトガルの方が全然あったし、準決勝で散ったスペインもレベルが高かった印象です。

ただ、球際の強さだったり、集中力、そして規律のとれたチーム戦術などはドイツがどのチームよりも秀でていたと思います。

何より準決勝のオランダ戦ではハイプレスでとことん刈り取りまくっていたのに対して、決勝ではしっかりブロックを作るなど色んな戦いができる大人なチームでしたね。

そんなドイツの緻密な守備戦術について軽く紹介したいと思います。

ハイプレスで狩りまくった準決勝

右と左の守備のやり方が基本は同じだが、選手の能力に応じて若干違うのが特徴。

初期位置としては4-3-3ウイングのヴィルツとベリしゃはCBとSBの中間くらいに立ち、基本的にはドットにも行くよいうスタンス。

右サイドはマイヤーの運動量がえげつないので、SBに対しては彼がスライドすることが多い、

その時はRSBのバクとアンカーのドルシュがスライドして、そこで潰しきるのが多かった。

逆に左サイドはIHのオズジャンがどちらかというと攻撃意識が強いので、そこまで超人的なプレスバックを見せることはなく、どちらかというとLSBのラウムが鋭い出足で奪うことが多かったです。

その時の中盤のスライドは○

前から行きすぎなかった決勝

決勝の相手ポルトガルは4-3-1-2が基本フォーメーションでビルドアップ時は3枚の中盤プラストップ下が流動的に降りてきて、中央に人が多めで、IHがサイドにあまり出て行けないことが多かったです。

もしかしたら相手を分析した上でそういう指示があったかもしれません。

というわけで、ポルトガルの高めをとるSB、流れてくるIHにはSBが釣り出されることが多く、その背後のスペースはかなり狙われていました。

それでもCBがスライドしてしっかり潰せていたのと、バイタルをドルシュがしめていたので、上手く対応ができていました。

何よりドイツの集中力と気迫がすごかったです。

ドイツ代表メモ

今回の優勝メンバーから未来のスーパースターが出てくるのは間違いないと思うので、後に振り返って楽しめるように最後にスタメンでもプレーの特徴メモを残して行きたいと思います。

GKフィン・ダーメン(マインツ)

足元の技術特にミドルパスが非常に良い。シュートに対してコースを切るのが上手い。

RCBアモス・ピーパー(ビーレフェルト)

守備の要。前に出て行く潰しはかなり効いていた。ドリブルで運んでパスコースを作るのも上手い。

LCBニコ・シュロッターベーク(フライブルク)

対角線のフィードが上手い。守備範囲も広め

RSBリドル・バク(ヴォルフスブルク)

身体能力を活かした推進力はえげつない。クロスも柔らかい。食いつき過ぎて背後を取られることも。

LSBデイビット・ラウム(ニュルンベルク)

守備の出足はかなり良く、インターセプトが多かった。斜めの楔も上手い。

DHニクラス・ドルシュ(KAAヘント)

影のMVP。対人戦で体を入れてボールを奪うのがうますぎる。さらに散らしも抜群でレンジの長いパスを強いキックで蹴れる。

RIHアルネ・マイヤー(ビーレフェルト)

運動量がおばけ。戦術眼も高く誰かがスペースを空けるとすかさず埋めている。

LIHサリフ・オズジャン(ケルン)

隙間で受けるのがうまく、判断も早くシンプル

RWGフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン)

18歳で飛び級だけど1人だけモノが違う。オン・ザ・ボール、オフ・ザ・ボールどちらも質が高く、特に相手に逆を取るドリブルのキレが凄まじい。

LWGメルギム・ベリシャ(ザルツブルク)

本職はCFだけどWGでメチャ走る。すごい守備していた。体も強くボールの収まりが良い、そして飛び出しも○

CFルーカス・ヌメチャ(アンデルレヒト)

シンプルなポストプレーが効いていた。

というわけでオリンピックも恐らくこのメンバーが中心になると思うので非常に楽しみですね。

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