5人目のディフェンスは誰が入るか?

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 今回は守備ブロックの見るべきポイントを書きます。

守備戦術や守備ブロックは見るべきポイントはたくさんあるが、僕が毎試合必ず見るのが5人目のディフェンダーが誰が入るかということ。

というかもっと簡単に言うとハーフスペースに誰が入るかである。

そもそも大前提としてピッチの横幅を4人で守るのは絶対に不可能で、4バックを採用する場合は誰かが、助太刀に入らないと守りきるのはほぼ不可能に近い。

そして最終ラインのカバーが発動するときというのはハーフスペースがあくときなのである。

だからそこを整備するかどうかというのは守備ブロックの基礎と言っても過言ではない。

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逆に約束事が定まっていないチームは守備戦術がそもそもない可能性が高い。それくらい重要なのである。(ちなみに現役時代は一切守備の約束事はありませんでした。)


というわけでハーフスペースを誰がカバーするのかのパターンとそれぞれを運用する上でのポイントを簡潔に紹介していこうと思う。

ボランチがカバー

モウリーニョがよくやる戦術。

今のスパーズは常にこの形を運用している。

かつて率いたマンチェスターUもこのやり方で、ビックマッチではフレッジ、マクトミネイが鬼の運動量を発揮してスペースを埋めまくっている。

ポイント

・SBとSHでダブルチームをかける

・逆のSHが絞ってスペースを埋める

・中央が手薄になるのでCFが気を利かして下がってくると助かる

CBスライド中盤埋め

CBに機動力があるチームだとこのやり方を採用した方が、ボール強くいけるので有効。

僕がよく見るプレミアリーグだとレスター、シティがよくやっている印象。

4-3-3でアンカーを採用していたり、後は中盤にCBに入れる守備力や戦術眼があればかなり有効。

スペインの2強バルセロナ、レアル・マドリーもこれ。

ポイント

・CBに降りる選手の守備力とタイミングを見極める戦術眼がある程度必要

・CBが広範囲に動き回るため機動力が必要

単純にボールに近いところにスライドしていく形。

わかりやすいのは間違いないが、最終ラインに降りてくるSHがかなり疲弊してしまうのが難点。

アッレグリ時代のユベントスがCL決勝に行った時、こんな感じの可変4バックをやっていた記憶がある。元々SBのダニエウ・アウベスをSHで使うことでおしゃれにSBとSHの役割をやらせていた印象。

ポイント

・ボールに対して順番にスライドしていくのでわかりやすい。

・SHが最終ラインに入るので、SB並みの守備力が求められる。

SBがハーフスペースをカバーするガチガチのリトリート

5人目のディフェンダーに入るのがSHというのは1個前と同じだが、このやり方はボールサイドのSHが戻ってくる。

SBはハーフスペースを埋めることが第一優先で、どうしてもボールに行けないので結果的にリトリートになる。

アトレティコは結構このやり方を採用してはいるが、それでもSBも出る時は出るし、その時はボランチがカバーに入るので、どちらかというと併用というのが多い。

あるいはビッククラブと戦う中堅以下のチームが中を埋めるためにこのやり方で臨むことが多い。

ポイント

・ボールサイドのSHの運動量とSBの我慢

・CFが気を利かしてサイドにスライドしてくると助かる

・ボールには強く行けないのでどうしてもリトリートになる

・スペースを空けて埋めるという作業がないので、ブロックの耐久は高い

まとめ

個人的には、CBにグイグイ動いてもらって、SBは積極的にボールにアタックしていくやり方が好きである。

ただ、一番守備力があるCBを常に真ん中に置いておきたいという考えも理解はできる。

それぞれに一長一短があるのは間違いない。

試合を見る際は守備のやり方に注目してみるのも面白いと思う。

最悪なのは冒頭でも紹介したとおり、約束事がないチームである。

守備は割と理論で成り立っていて、正しいポジションを取っていればある程度は強度を維持できるので、カバーリングに入る選手はパターン化するに越したことはない。

その上でそれが顕著に出るのはハーフスペースのカバーリングで、監督のカラーが出る場所でもあるので、ぜひ見てもらいたい。

終わり

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